株式会社ミュージアムメディア研究所(東京都新宿区、代表取締役:内田剛史)では、このたび「ミュージアムの情報発信に関するアンケート 調査報告書」を発行いたしましたので、お知らせいたします。
世界的に猛威を振るった新型コロナウイルス感染症は、博物館のサービス提供方法に大きな影響をもたらしました。日本全国で多くのミュージアムが休館を余儀なくされ、展覧会が中止・延期となり、その後は警戒体制のまま開館するなど、経験したことのない事態に次々と見舞われることとなりました。
展示を見せることができないという状況は、ミュージアムにとっては唯一無二の武器を奪われたにも等しい状態です。そんな未曽有の逆境にあって、全国各地で新たなサービス提供方法の模索が始まっています。中でも、来館できない人々にもミュージアムの魅力を伝える方法として、インターネットの活用が大きくクローズアップされています。
そこで、弊社関連会社である早稲田システム開発が運営するクラウド型収蔵品管理システム< I.B.MUSEUM SaaS >のユーザ館に対し、インターネットの活用法などについてのアンケートを実施。100館を上回るミュージアムより回答をお寄せいただきました。本調査報告書は、その結果を弊社にて集計・分析したものです。
アンケート結果からは、< I.B.MUSEUM SaaS >の導入館はデジタルの活用に積極的であること、その中でもさらなる活用に向けての障壁が存在すること、そして新型コロナウイルス感染拡大防止のために講じられた施策が今後のデジタル活用にも応用可能であることが浮き彫りとなりました。本調査報告書では、以下の通り考察を添えた形で詳報しておりますので、博物館及び関連施設・機関の皆様のご参考となれば幸いです。
【タイトル】ミュージアムの情報発信に関するアンケート 調査報告書
【体裁・判型】A4 モノクロ
【ページ数】32ページ
【発行日】令和元年10月1日
【内容】
1.アンケートの概要
2.回答館の属性や傾向
3.回答内容の詳細
4.まとめ
各種調査データ
PDFファイルをこちらで公開しております。
また、ダイジェスト動画も公開しておりますので、併せてご覧ください。https://vimeo.com/462315669