私たち日本人が共有する文化資源を守り続ける博物館に
必要な情報を届け、安定した運営基盤の確保をサポートするために。
私たちは、ミュージアム専門の調査/コンサルティング会社です。
慢性的な人員不足に喘ぐ博物館。学芸員、職員は常に多忙に晒されており、学芸現場で必要となる業務情報の共有や継承に支障をきたしている場面も少なくありません。
一方、公的な施設として望まれるミュージアム同士のノウハウの共有も十分とは言えず、特に地方の中小規模館では情報収集に苦しむ姿が目に付きます。
博物館運営には多岐にわたる情報が必要ですが、その流通基盤は確立されているとは言い難い状況にあります。
場合によっては、こうした状況が博物館の潜在的な価値や能力の発露を阻害することにもなりかねず、ひいては体力を奪うという結果を招くことも起こり得るでしょう。
館が所蔵する資料や作品の重要性を考えれば、このまま手をこまねいているわけにはいきません。
こうした状況を鑑み、当研究所は「ミュージアムの運営管理の円滑化に寄与する情報を収集・蓄積・発信する専門機関」として発足いたしました。
博物館の事業全域から各個別分野に関わる各種情報のほか、各界の専門家らによる研究・提言、現場で応用可能な周辺業界の関連情報、調査業務などを通して得た各種研究結果に至るまで、幅広いナレッジを蓄積する「ミュージアム専門の情報ターミナル」としての役割を目指し、事業に取り組んでおります。
当研究所は、ミュージアムに関わる人ならどなたでもご利用いただける「情報集積所」として、より積極的な発信も交えながら、持続的に全国に伝播できるだけの「回路」づくりを目指します。
ぜひご注目を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
お問合せ、資料のご用命はこちらまで