株式会社ミュージアムメディア研究所(東京都新宿区、代表取締役:内田剛史)では、このたび『ゼロから始めるデジタルアーカイブ』と題した独自編集冊子を発行いたしましたので、お知らせいたします。
ARやVR、メタバースといった新たなデジタル技術が社会的に認知を広げ、画像データの国際的な規格であるIIIFなどデジタルデータの流通促進に向けた枠組みの普及が進む昨今。こうした試みのひとつとして、ほんのひと昔前までは「博物館のデジタルアーカイブ」も先進館ならではのプロジェクトと捉えられてきましたが、博物館法の改正で正式にミュージアムの事業のひとつと定められたことから、現在ではむしろ中小規模館の喫緊の課題と化すこととなりました。
しかし、膨大な資料情報のデジタルデータ化・システム化からして「誰に、何を訊けばよいのか分からない」という館が少なくないのが現実。困り果てた末に、製品・サービスの導入を検討するか否かに関係なく、専門企業である弊社にご質問をいただくケースが増加しています。そんな現状を踏まえ、実際に弊社に寄せられた多数のご相談をベースに、「デジタルアーカイブ事業と向き合う博物館が抱えがちな悩みとその解決法」を可視化。これから取り組む館のご参考としていただける情報を、132ページのボリュームの独自編集冊子としてとりまとめました。
本冊子は、博物館のデジタルアーカイブについて「現場で起きていること」を生の情報としてお届けしながら、最短距離で実現したい館のための「成功のポイント」をまとめたものです。博物館及び関連施設・機関の皆様に、少しでもお役に立てば幸いです。
【冊子概要】
▼タイトル
ゼロから始めるデジタルアーカイブ
▼体裁・判型
A4 モノクロ
▼ページ数
132ページ
▼発行日
令和6年11月30日
▼内容
○ 第1章・再現ルポ
博物館クラウドの相談現場
○ 第2章・取材記事分析
「ミュージアム・インタビュー」が示す成功への道
○ 第3章・事例紹介
I.B.MUSEUM SaaS を使ったデジタルアーカイブ公開事例 いま注目の 20選
○ 第4章・モデルケース
少人数・デジタル化が進んでいなくても実現できる!! ミニマルなデジタルアーカイブ